「聞いたことがある」と答えたのは、それぞれ20.6%、11.3%、18.3%と少数である。また、これらが「信じることができる」と答えたのは、それぞれ16.6%、16.3%、26.4%であるからと少数である。もう少し丁寧な分析を加える必要があるにしても、「障害」+「病気」として与えられた情報のインパクトに対して、「啓発的な情報がことばと資料で示されても、地域の人たちに届きにくいのでないか」という想像が成り立つ。また、地域の人たちは、私たち自身も含めて「与えられただけの情報は信じもしないけれど、突き放しもしない」と思う。それは「信じることができるか」という質問に「そうかもしれないと思う」と答えた人が、いずれも半数を超えていることから考えられる。
3. 好きなキャッチフレーズについて
「ひとりひとりがひとりじゃない」「心に平和を」「人間らしく生きたい」「ひとりぼっちをなくそう」「共に生きる」「ゆっくり生きよう」で好きなキャッチフレーズはどれかを尋ねた。結果を表?-5に示す。