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2. 調査対象の選択と調査実施の経過

 

1) 調査対象者の選択と調査方法

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2) 調査実施の経過

 

本調査は、1997年11月7日から25日に実施した。まず選挙管理人名簿より層化2段無作為抽出法で抽出した2,000人(1地点40人:50地点)に調査票を郵送し、委託した調査会社の調査員が調査票の回収をした。

調査期間中には、「プライバシーが守られるか心配である」、「郵送で回収してほしい」など調査方法に関する苦情などもあった。また某宗教団体のアンケートと時期が重なり、回収が難しい地域もあった。

調査協力者への謝礼は、少しでも精神障害者の活動を知っていただく手伝いができたらと考え、K県にある精神障害者地域生活支援団体連合会の協力の下に県内の共同作業所の製品を利用させて頂くこととした。

回収率は、2,000票中、1341票を回収し、67.1%であった。年齢別では、30代、40代、50代、60代が65%から70%以上であるのに対し、20代は58.8%と他の年代に比べ低くなっている。性別では、男性65.1%、女性69.2%と若干女性のほうが高くなっている。地域ブロック別では、北海道・東北、中部、中四国・九州が70%以上であるのに対し、関東、近畿では60%前半と若干低めである。また市町村類型別では、30万未満の市、町村が約70%であるのに対し、30万以上の市では55.8%と低くなっている。(表?-1)

 

調査実施時期:1997年11月7日から11月25日

回収率:2000票配布し、1341票回収した(回収率67.1%)。

謝礼について:精神障害者の共同作業所(16作業所)の製品。

 

 

 

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