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2) 内容

 

本調査票は、精神病や精神障害者に特別に関心を寄せていない対象者でも、自分のこととして考え、回答を行えるよう、「こころの健康」や「ストレス」についてなど、社会一般における共通問題ともいえる項目から始まっている。

その後「精神病・精神障害者へのイメージ」、「精神病・その他の病気に関する知識」、「精神障害者との社会的距離に関する意識」、「精神障害者の報道問題に関する意識」、「施策等に関する意識」、「情報収集先(メディア)」、「調査対象者の属性」「その他」と展開している。なるべく調査対象者が回答しやすくなるよう問の順序には、十分考慮した。

調査のデザインとしては、次のような基礎的な枠組みを設定した。

 

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まず、意識を形成するだろう要因(A)をみる。さらには、国民が精神病・精神障害者、政策に対してどのような意識(B)を抱いているかを明らかにする。そこから現存の制度の充実、新たな政策の方向性(C)を考察する。

 

 

 

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