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2. 観光エリアの検討

 

これまでの分析結果から、和歌山県では和歌山、高野山、白浜、勝浦、本宮等の中核的な観光地が周辺観光に大きな役割を果たしており、ここを中心とする広域、地域の周遊行動が行われていることが明らかになった。

一方、中核的観光地が共通であってもその周辺観光地の性格によって中核的観光地と周辺観光地との結びつき方が異なるということも見いだすことができた。

そこで、観光エリアは、観光流動の実態や観光地のイメージや入り込み観光客層等の特性、さらに交通ターミナルとしての役割等を踏まえて、上記の中核的観光地を中心に設定するものである。

上記の考え方での検討の結果、観光エリアを次図の通り設定した。

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