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第4章 今後の課題

 

本システムは,「防災まちづくりプラン」の策定に際して,必要とされる防災に関連した各種地理情報を提供するとともに,目的に応じた多種多様な”防災マップ”の作成・管理が行えるものであり,これにより市町村の防災関係業務の効率化が図れるものと考えております。今後は,防災関連の情報をより的確に提示できるシステム作りを進めたいと考えております。

ところで、本研究開発では「防災まちづくりプラン」を策定する際の前提である以下の3つの作業のうち、?および?の作業の効率化を目標としました。

 

? 防災関連施設等の把握

? 防災まちづくり課題の抽出

? 課題解決のための防災対策の選定と効果・影響評価

 

今後は?の作業を効率的に行い得るシステムの開発が課題となると考えております。

具体的には、評価の基準や方法の調査研究をすすめ,今回開発した防災施設等や課題を表示する機能との整合を図りながら,「防災まちづくりプラン策定支援システム」として的確な支援が行えるシステム開発を目指したいと考えております。

 

 

 

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