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3)大災害時の住民の救出・消火活動

・救出や消火活動を実際に行った人は、

普段から地震対策や火災対策を実施している人たち

=何をやるべきかを普段から考えている人→茫然自失しない

近所の人と親しいつきあいをしている

地元の自然水利に詳しい人(井戸、川)=地元の防災施設に詳しい

・災害時に救出や消火などの活動をする3つの動機

1.役割意識:使命感

→みんなに呼びかけリーダー役としても活躍できる=白主防や消防団

2.人間関係:親しい人を是非助けたい

→家族・親戚・友人知人、隣人、自主防災組織:まわりの人に呼びか

ける

3.ヒューマニズム:災害時ユートピア=困っている人を助けたいという気持ち

呼びかけられたり、頼まれたりしないと、なかなか動き出さない

4)けが人の搬送と治療

・家族や近所の人がほとんど搬送

・特定病院への過集中

・分散収容と広域医療体制の必要性

 

 

 

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