活動事例発表
「川まつり保存会」(羽島郡川島町)
発表者 川まつり実行委員会委員長 野田 仁氏
同 監事 野田 敏雄氏
発表者紹介
野田 仁氏 昭和3年、渡町生まれ。
野田敏雄氏 昭和14年、渡町生まれ。
以来、同町内に育ち、15歳から10年間川まつりに参加。平成7年実行委員会が発足した当初から役員を務め、まつりを復活させるために献身努力をした。
現在は、川まつり開催に向けて準備を進める一方、後継者育成に力を注いでいる。
活動事例概要
川まつりは五穀豊穣、水難防止などを願う祭礼で、江戸時代享保年間に始まったといわれている。
「やま」に色鮮やかなちょうちんを飾り立てた雄雌2そうの巻藁船が川面に浮かび、おはやしを奏でながら川を上り下りする姿は幻想的で趣がある。木曽川の河川改修と後継者不足のため、昭和38年を最後に途絶えていたが、平成7年、保存会、実行委員会などの努力により復活。以来、毎年8月14日に開催されている。
また、課題となっている後継者育成に関しても、若手で「おはやし隊」を結成、保存会、実行委員会も笛、太鼓の購入、おはやしの指導など全面的に協力している。