平成9年度コミュニティづくり東北ブロック研究集会
県名 山形県
所属 舟形町企画課
担当者 高橋 剛
電話 0233-32-2111
コミュニティづくり活動状況
テーマ 自然の中からコミュニティづくり
発表者 舟形町企画課 企画調整主査 高橋 剛
・ ブナの実21(会員33名 男性31名 女性2名)・・・「いやしの里づくり」
(20代〜60代 会社員、自営業、教員、保母、公務員、団体職員等、大変個性豊かなある面では頑固な面々。)
(会の活動)
都市と農村との交流を図り地域の自然資源、地域文化を活用して自然と共生しながら経済活動とを結び付け、地域の活性化の推進に尽力している。自然を愛し、人にやさしく葉山の麓、堀内をバックグランドにして生き生き、伸び伸びと行動している。
(活動の特徴)
・ 平成4年舟形町西ノ前遺跡から日本最大の八頭身美人土偶出現
(4700年前縄文時代中期 高さ45cm)
縄文の女神で町おこし(木彫り土偶、粘土による複製土偶、土偶の形の酒ボトル、縄文ビーナスのトレーナー、テレカ等の作製)
・ 町外からの来訪者との交流、体験旅行者への四季別体験メニューの提供と指導、ガイド、自然体験、農業体験、自然観察等の協力
地域の特産品づくりと発掘、木工クラフト・ブナの実塾の活用
(具体的な活動内容)
・ 3月親子雪上自然観察と木工体験(60名)
・ 4月〜5月自然資源調査(ギフチョウ、ヒメギフチョウ、オゼイトトンボ、モリアオガエル等の棲息地や200万年前の貝化石発見)
・ 6月ブナ林観察と木工細工体験(60名)
・ 7月ブナの実塾の拠点「廃屋農家」を全員でリニューアル作戦
最上川カヌーマラソンの協力
関西からの旅フェアー受入(30名)紙漉き・そば打ち体験
民話と紙芝居の夕べ(50名)地元の児童、父兄参加
・ 8月千葉県富里町の児童受入(30名)ブナ林観察、川遊び体験・10月土偶作成教室
・ ブナの実まつり(今後の活動課題)
・ 保護しなければならない自然資源が多いことに気がついた。
・ 会員の活動と、仕事をどのように両立させていくのか。