(2)4段タービン・ベーンセグメント
使用時間約3,200時間で、ガス・ゼネレータ不良により、#1〜#6の全数焼損により交換している。その後は交換していない。
3.ケーシング
(1)ベーン・ケーシング
1st TBO時(約1,000時間)クラックの修理を行い、2nd HSI時(約2,300時間)クラックのため交換しているが、その後3rd HSI時(約2,300時間)材質を変更した新型ベーン・ケーシングを採用してからは約16,000時間を経過した10th HSI時でも問題はないものとなっている。
(2)ダイアフラム
2nd HSI時(約2,100時間)及び3rd TBO時(約1,000時間)各々変形、クラックにより交換しているが、その後は各HSI、TBO時にクラックの修理を行い、約7,300時間及びそれ以上も使用されている。
(3)ディフューザ
2nd HSI時(約2,100時間)及び3rd TBO時(約3,500時間)クラックにより交換しているが、4th TBO時新型のディフューザに交換してからは、各HSI、TBO時クラックの修理は行っているが、その後は約12,000時間を経過した。また、10th HSI時も問題ないものとなっている。
(4)メーン・ケーシング
2nd HSI時〜4th TBO時約2,100時間〜3,500時間でディフューザのクラック等のためアッシィで交換し5th TBO及び7th HSI時クラックの修理を行っているが、その後は交換及び修理は行っていない。
4.ベアリング
(1)フロント・ジャーナル・ベアリング
各HSI及びTBO時(約1,100〜1,200時間)で摩耗により交換しているが、中には、約3,100〜約3,700時間)で摩耗により交換しているものもある。
(2)リア・ジャーナル・ベアリング
2nd HSI(約2,100時間)時疵により交換し、その後ガスゼネレータ不良による焼損のため交換しているが、その後は約17,180時間を経過した10th HSI時に摩耗により交換している。
(3)リア・スラスト・ベアリング
4th HSI時(約6,800時間)肌荒れの修正を行い、4th HSI(約8,100時間)