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(3) 海外訪問調査

今年度は調査対象国が多く、政府機関の訪問日時調整にも困難を伴うことが予想されたことから、海外訪問調査は韓国・中国方面と東南アジア地区に分けた。韓国・中国地区は中国と学生交換等をしている林委員、東南アジア地区には松村委員長が行くこととなった。

また、中国の製造業者訪問については?信貴造船所の山口委員、フィリピンの救命いかだサービスステーションの訪問は?横浜通商の宮武委員等、それぞれ技術交流等をしている委員がアポイントの取得に努め、調査に同行した。海外調査の最終的な日程、訪問先及び調査員名を表1-3〜4に示す。

なお、中国船級協会(CCS)からは、質問への回答はあったものの訪問の申し込みに対しては全く応答なかったため、CCSの本部訪問は断念し、急遽速上海支部の訪問に切り替えた。結果的には韓国・中国地区に出発した後、CCS副会長から訪問受け入れの返信が来ていたので、僅かな日程差ですれ違いとなったが、これは止むを得ない。韓国政府の訪問も、同様のすれ違いで実現出来なかった。マレーシア国からは終に回答なく、訪問調査対象国をタイ国に変更した。これらの事情は次章に記す。

 

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