3. 舶用ディーゼル機関用燃料及び潤滑油 1. 燃料 1.1 重油 ディーゼル機関は、いかなる重油でも、燃焼させ得るが、低質油の場合、不完全燃焼の結果、種々の異常を招く恐れがあるので、機関仕様によって燃料の選択及び管理を充分行う必要がある。 重油は、動粘度により1種(A重油)2種(B重油)及び3種(C重油)の3種類に分類する。さらに、1種は、硫黄分により1号及び2号に細分し、3種は動粘度により1号、2号及び3号に細分されている。
3. 舶用ディーゼル機関用燃料及び潤滑油
1. 燃料
1.1 重油
ディーゼル機関は、いかなる重油でも、燃焼させ得るが、低質油の場合、不完全燃焼の結果、種々の異常を招く恐れがあるので、機関仕様によって燃料の選択及び管理を充分行う必要がある。
重油は、動粘度により1種(A重油)2種(B重油)及び3種(C重油)の3種類に分類する。さらに、1種は、硫黄分により1号及び2号に細分し、3種は動粘度により1号、2号及び3号に細分されている。
1.2 軽油 軽油は不純物の含有量が少なく、排気ガス、弁寿命等に良好であるが、粘度が重油に比べ低く、潤滑性能がややおちるため、燃料系統の摺動部の寿命が若干短かくなるので、点検解放は早目に実施する必要がある。 流動点により特1号、1号、2号、3号、特3号の5種類に分類されている。
1.2 軽油
軽油は不純物の含有量が少なく、排気ガス、弁寿命等に良好であるが、粘度が重油に比べ低く、潤滑性能がややおちるため、燃料系統の摺動部の寿命が若干短かくなるので、点検解放は早目に実施する必要がある。
流動点により特1号、1号、2号、3号、特3号の5種類に分類されている。
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