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写真2.7 (氷厚 1.2m, 船速 3knot)

 

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写真2.8 (氷厚 1.2m, 船速 3knot)

 

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写真2.9 (氷厚 1.2m, 船速 3knot)

 

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写真2.10 (氷厚 1.2m, 船速 5knot)

 

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写真2.11 (氷厚 1.2m, 船速 5knot)

 

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写真2.12 (氷厚 1.2m, 船速 5knot)

 

次にプロペラスラストとトルクから干渉度を評価すると、図2.5と図2.6に示す様に、スラスト係数に比べてトルク係数の方が氷の存在による影響を受けやすいことが解る。これは氷のプロペラへの接触による直接的な影響や流場変形による流体力の影響がプロペラ翼端側で大きく、トルク係数に強く反映されたと考えられる。また前進常数すなわち船速が大きくなるに従い、トルク係数の自航時と過負荷時の差が開く傾向が見られる。これは船から見た場合、船速が大きくなるに従い砕氷片の浮上が相対的に遅れ、砕氷片の船尾流場への影響が大きいことを示している。

 

 

 

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