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海洋環境対策手法に関する調査研究報告書

 事業名 海洋環境対策手法に関する調査研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


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3.3 海洋の環境問題

 

海洋は、陸上の汚染が水の働きによって運ばれ、汚染物質が最終的に行き着く場所になることが多い。海洋には大きな緩衝作用があるため、各種物質が流入しても急激な変化はおこらず、環境の変化がゆっくり進む。人間の活動に伴い、広大な海洋にも汚染が世界的に確認されるに至っている。

現在のところ、重金属の濃度や浮遊プラスチック類の分布個数などに関する監視・観測や対策が中心となっており、海洋環境の実態が正しく把握されているとは言いがたい。海洋環境汚染も、物理的、化学的、生物的なメカニズムによる様々な物質の循環機能に依存しており、この環境破壊メカニズムの解明と予測・評価に資する研究・開発が、中長期的や視野のもとに行われる必要がある(表 3-2)。

 

 

 

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更新日: 2023年3月18日

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