日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

超電導電磁推進装置の高出力化に関する調査研究報告書

 事業名 超電導電磁推進装置の高出力化に関する調査研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


設計したコイルエンドパーツの分解図を図3.1.7、図3.1.8に組立状況を図3.1.9に、「Pro/E」のコイルエンドパーツNCデータ出力例を表3.1.4に示す。

b) 含浸装置の設計・製作

 

実験用NbSn超電導コイルの巻き線・熱処理反応が終わった段階で含浸装置でエポキシ樹脂の含浸を行い、コイルを一体構造としてコイル押さえによるサポートで電磁力を保持する。このため含浸装置は、真空中でコイルの内部にまで均一にボイドなくエポキシの注入を行い、エポキシ樹脂が硬化した後、コイルを取り出し整形を行う。

含浸装置は真空ポンプ、真空容器、樹脂の送り出しラインおよび温度コントロール等で構成され、真空容器は縦二つ割りの容器になっている。含浸装置の主要諸元を表3.1.5に、全体構成図を図3.1.10に示す。

 

c) 今後の計画

 

今後、コイルエンドパーツの製作、実験用NbSn超電導コイルの製作、熱処理、エポキシ樹脂の含浸等、実験用NbSn超電導コイルを完成させて高磁界実験装置による励磁特性実験を行い、高磁界における化合物系超電導コイルの性能劣化原因の解明を行う計画である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
1,714位
(35,650成果物中)

成果物アクセス数
6,114

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年3月18日

関連する他の成果物

1.「超電導電磁推進装置の高出力化に関する調査研究」の報告書
2.3次元曲がり部大組立自動化システムの研究事業報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から