エージェント技術
人間や他のアプリケーションプログラムの代わりに自立的に仕事を行ってくれるプログラム及びそれらをどう構築するか、どう利用するかという内容を含む技術。エージェントに関しては研究が途上の段階にあり、明確な定義はなされていないのが現状である。
オブジェクトウェブ
現在のインターネットの普及と今後広域的に用いられる分散オブジェクト環境を融合したものが、オブジェクトウェブと名付けられている。その実体は現在のところCORBA、DCOM、Javaなどの複合環境であると言ってよい。
オントロジ
元来哲学用語で「本体論」と訳されている。しかし、現在広く利用されていて、いろいろなニュアンスを持っている。例えば、「ものの定義及びその関係の定義の集合」、「特定分野の用語集」、「体系化された業務知識」など。
活性化モード
分散オブジェクト環境においてはサーバー側(機能提供)コンポーネントは、いつ、どのタイミングでクライアントコンポーネントからサービスを要求されるのかを予測できない。サーバー側でクライアントのために待機している状態を「活性化モードにいる」と言う。
クラスタリング
クラスターとはグループという意味である。クラスタリングとは、データ、ネットワーク機器、コンピューター機器などをある論理単位でまとめることで、処理の効率化、拡張性、柔軟性の向上を図ることを言う。
クラスライブラリ
何らかのサービスを提供するために、オブジェクト指向言語によって実装されたプログラム群。GPMEでは、業務分析を通じて獲得したオントロジをC++言語で実装してクラスライブラリとして提供している。
言語バインディング
全てのプログラミング言語はそれぞれ特有の方法でデータを持っていたり、プロセス実行したりする。汎用的なインタフェースを持った記述言語であるIDLは、最終的にはこれらの特有形