(2) 拡張に当たって対象とする業務
FLの拡張仕様を検討するためには、拡張後のFLがどの範囲の業務を支援するかを決めなければ、その前提が決まらない。
そこで本開発研究では、FL拡張仕様検討の業務分析結果において、アクティビティ単位で下記のいずれかに分類されるものをFL拡張に当たっての対象範囲に含めることとした。
・FLによって自動的に情報が決定される
・FLが選択候補をリストアップし、人またはアプリケーションがその中から選択する
・FLが人またはアプリケーションの意思決定のための情報を提供する
・情報の共有化のため、与えられた情報を保持する
逆に、処理自体にFLが関与せず、更に結果をFLに保存または反映しないものは、FL拡張の対象範囲には含まないこととした。