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チャレンジデーとはこんなスポーツイベントです。

 

チャレンジデーは「住民の健康づくり」や「まちの活性化」を図るには最適なスポーツイベントです。

 

『チャレンジデー』を知っていますか?

チャレンジデーとは、毎年5月の最終水曜日に、人口規模がほぼ同じ市区町村間で、午前0時から午後9時までの間に15分間以上継続してスポーツや運動を行った住民の参加率を競い合う、カナダ生まれのスポーツイベントです。対戦に敗れた場合は、勝った対戦自治体に敬意を表し、対戦相手の自治体の旗を1週間庁舎内のメインポールに掲揚するというルールに基づいて行われます。

 

『平日』に行うことがポイントです。

わが国のスポーツイベントは、休日に行われることが一般的ですが、チャレンジデーは平日の水曜日に行います。平日に行うことによって、職場や学校など組織ぐるみでの参加を得ることができ、住民全てが15分間以上のスポーツや運動を行うことで、スポーツや運動を日常生活の一部に取り入れることの簡単さや大切さを実感してもらいます。

 

『いつでも、どこでも、誰でも』参加できます。

チャレンジデー当日は、まちそのものが大きなスポーツグラウンドとなります。一部の限られた人たちが、一つの会場に集まってスポーツや運動をするのではなく、チャレンジデーの実施時間内であれば、自宅・学校・職場等、どんな場所でも、どんなスポーツをしても良いのです。年齢や性別を問わず、いつでも、どこでも、誰でも気軽に参加して楽しむことができるのがチャレンジデーです。

 

『住民の健康づくり』『まちづくり』を図るには最適です。

チャレンジデーは、住民に対してスポーツや運動を継続して行うことの素晴らしさや大切さなど、健康づくりの意識の高揚を図るきっかけづくりとしては絶好の機会です。また、住民やまちの各組織が一つの目標に向かって団結することで、住民同志に仲間意識や連帯感が生まれ、地域のコミュニティづくりやまちの活性化にもつながり、勝負に勝つこと以上の喜びや成果をあげることができます。さらにチャレンジデーの参加率を住民のスポーツ活動に対する意識の指標とするなど、チャレンジデーを機に各種データを収集することもでき、各自治体における今後のスポーツ振興施策にも大いに参考とすることができます。

 

自治体間の『交流の輪』が広がります。

チャレンジデーは、国内の自治体間で対戦する「チャレンジデー」と、海外の自治体と対戦する「インターナショナルチャレンジデー」があります。チャレンジデーを通して自治体間の新たな交流促進のきっかけにもつながります。「チャレンジデー」は私どもSSFが、「インターナショナルチャレンジデー」はスポーツ・フォア・オールの国際的推進団体であるTAFISA(国際トリム・フィットネス生涯スポーツ協議会、本部:ドイツ)がコーディネーターとしてサポートいたします。   

 

全国に『わがまち』を大きくPRすることができます。

2市24町で実施したチャレンジデー'97は、新聞やテレビ・ラジオをはじめとする多くのマスコミから大変注目を浴び、各地の実施模様が大きく取り上げられ、チャレンジデーを実施したまちでは「わがまち」を全国的に大きくPRすることができました。このようにユニークなスポーツイベント等を実施することでマスコミを通して「わがまち」を全国的にPRすることができるのもチャレンジデーの大きな魅力の一つです。

 

 

 

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