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輸送量でダントツなのは、カルマック社のクライド湾線とウェスタンアイルズ線、ワイト島線二路線である。これらの三つのルートで1996年に輸送した旅客数は推定1220万人。国内島間フェリーを利用した全旅客の実に90%に相当する。国内フェリーの航行距離は、最短がクライド湾線とウェスタンアイルズ線のうちわずか1海里というもの。そして最長は、スコットランド本島からシェトランド諸島までの200海里である。平均値は52海里だが、48線のうち35線あまりが平均以下である。

表9は、各部門の線数と市場参画会社数、および各航行距離をまとめたものである。

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表10は、1996年の英国のフェリー市場全体のまとめ。推定では、英国フェリー産業全体で1996年に輸送したのは、旅客5100万人以上、乗用車970万台以上、貨物車両が450万台以上。旅客輸送についてはイギリス海峡ルートが圧倒的に多いが、旅客一人あたりの航行距離という点では、興味深いことに北海ルートが一番長い。北海ルートのフェリーの航行距離が平均して他のルートの3倍から4倍あるためである。さらに、1996年の貨物トレーラー輸送量は北海ルートの全フェリーとイギリス海峡ルートがほぼ同じである。

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