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F.1.2 通常メッセージ

 

図F-2に示されている通常メッセージが、航空機のポーリングや予約の合図を行うために使用される。通常メッセージには、二つの予約応答の機会が含まれている。それぞれの予約応答(Reservation Response)フィールドは、12ビットで構成されている。

各予約応答フィールドは、要求している航空機に対するチャネル資源の実際の配分を合図することができる。

177-1.gif

 

F.1.2.1 予約応答

 

予約応答フィールドは、以下のような四つのサブフィールドを含む。

・グループID(2ビット):グループIDは、スロットID(本付録の1.1.5項)と同様に符号化される。この場合、これは(下記の)航空機IDと共に使用されて、地上局による周波数においてサポートされるすべてのユーザ・グループの航空機を独自に識別する。

注) グループIDと航空機IDフィールドは、集合的に自局ユーザID(Local User ID)と呼ばれる。

・航空機ID(6ビット):本付録の1.1.4項が有効コードを定義している。予約応答フィールドが使用されない場合、航空機IDフィールドは0で使用されるものとする。

・予約フレーム(2ビット):このサブフィールドは、V/D(データ)バースト・アクセスが、次のMACサイクルにおいてどちらのTDMAフレームにスケジュールさ

 

 

 

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