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5. 評価構想

 

5.1 概要

 

モード3の評価を行う場合、モード2で試作制作済みの機材を流用し、システム・セットアップを行う機材のため、無線系及びD8PSK変復調単体の評価は、簡易評価とし、同期方式、伝送制御方式及びリアルタイム・データ通信(3Tモード)方式の評価を行う。

総合評価においては、シナリオを用いてスループット等の評価を行う予定である。したがって今後、ATCとAOCにおける交信実態について情報収集と分析が必要である。

 

5.2 同期方式の評価

 

地上局からの240ミリ秒毎のアップリンク信号を受け、機上局のスロット・タイミング管理回路が同期すること。

外部のパルス・ジェネレータにより通信途絶、外乱を発生させ、同期安定性を試験する。図5.2に測定系統図を示す。

104-1.gif

 

 

 

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