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4.4.3.1 通信処理部制御機能

 

通信処理部制御機能は、通信処理部の立ち上げと同時に起動され、通信処理部全体の初期化を行い、通信処理部の動作全般の制御を行う。通信処理部制御機能の有する機能を以下に示すとともに、各々の機能概要について示す。

・初期化機能

・操作/表示機能

・シナリオ・データ管理機能

・送受信データ記録機能

・通信解析機能

・タイマ管理機能

・印字管理

(1)初期化機能

パーソナル・コンピュータ及びメモリの初期化を行う。

(2)操作/表示機能

キーボード入力により以下に示す項目の画面を表示し、データの作成および設定を行う。

・シナリオ・データ作成

・MACシステム・パラメータ設定

・DLSシステム・パラメータ設定

・LMEシステム・パラメータ設定

・通信解析

・VDL実行

・作動状況表示

(3)シナリオ・データ管理機能

操作/制御機能により作成したシナリオ・データを各々ファイル名を付与して保存しておく。また、シナリオ実行の指示により、指定ファイルのシナリオを読み出し、シナリオ内容に基づいたデータを処理する。

(4)送受信データ記録機能

シナリオ・データに基づき相手局と送受信を行ったすべてのフレームに対して時刻を付与し、通信記録として保存する。

(5)通信解析機能

送受信データ記録機能で保存した通信記録は、VDL停止後、解析項目を

 

 

 

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