4.3.2 インタフェースの定義
(1)D8PSK変調信号出力
差動8相位相変調IF信号出力で、高周波部へ出力され、周波数変換後、空中線に出力される。
(2)PAON、TXON信号出力
高周波部の送信制御用出力信号で、高周波部でランプ制御を行う。
(3)送信データ入力
通信処理部からのV/Dバーストのユーザ情報データ入力信号で、TDMA制御部のスロット管理に従い、FEC復号、スクランブルされる。
(4)受信信号(IF)入力
高周波部からの差動8相位相変調IF信号入力で、D8PSK復調器で復調処理される。
(5)受信信号(RSSI)入力
高周波部からの受信高周波入力レベルの検波信号。
(6)受信データ出力
復調処理後のV/Dバーストユーザ情報データ出力で、通信処理へ送出される。
(7)TDMA送受信制御信号入出力
通信処理部からのフレーム構成、スロット管理用システムデータの入出力信号で、TDMA制御部が受け、システム管理を行う。
4.3.3 変調部の機能及び性能
4.3.3.1 変調部の機能
通信処理部からの送信V/Dバーストのユーザ情報データ(192シンボル毎)を受け、FEC符号化器へ入力し、多項式除算器で生成した誤り訂正パリティデータ付加する。
FEC符号化器で符号化した送信ユーザ情報データ、トレーニングシーケンスデータ及び、TDMA制御部からのシステムデータをメモリ格納し、TDMA制御部からのタイミングで、スクランブラーを介して、差動8相位相変調信号へ変換し高周波部に出力する。
下記に本変換部の機能を示す。