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4.1.3 バースト構成の概要

 

各構成のバースト構成の概要を図4.1.3-1に示す。

3Tモード(要求割り当て型音声データ)の場合、非3T構成のスロットAに相当する部分に管理スロットが割り当てられており、標準長スロット構成にかかわらず、ユーザ情報を割り当てられるのは3スロットである。

図4.1.3-2にフレーム構成の詳細を示す。3Tでは、音声回線及びデータ回線がいずれも要求に基づく割り当てであるので、図は一例を示したものであり、1〜3のユーザ・グループによる各種の割り当てが発生する。(1つのユーザ・グループで1つ以上のデータ・スロットを使用することも可能である。)

図4.1.3-2ではポーリングの応答エリア(ACK:Acknowledgment)がRA(Random Access)と共用されている。これは、前のMACサイクルにてポーリング応答を要求しなかった場合、ある規則により両方に使用可能だからである。[3.5.4.3.2]

図中の「M*」で表されるシステム・データは、各ユーザ・グループに対するそれぞれ1回のポーリングと6個の予約応答が含まれる。

また、「H」で表されるデータは3T構成で運用されている隣接地上局の周波数を最大4波まで示す。5波以上ある場合は、5MACサイクル(1.2秒)毎に残りの周波数が示される。

 

 

 

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