資料-C
代表的携帯用電子機器が航空機に与える影響調査実施要領(地上)
1. 目的
平成10年3月までの予定で、航空振興財団の受託研究として、航空機内で使用される電子機器の電磁波干渉技術調査を行っている。今までに、代表的な携帯電子機器が発する電磁波特性や、地上における航空機で、いくつかのシステムが持つ経路損失の特性を測定している。これら調査の一環として、地上に駐機中の機内で携帯電子機器を使用して影響の有無を確認する。
2. 実施日時・場所
1997年11月7日(金)19:30〜翌4:30・羽田空港Spot108
3. 使用機材
ボーイング777、JA8983
4. 試験方法
(1) 表-Aに示した9種類の携帯用電子機器を、添付-1に示した座席で作動させ、添付-2に示した作業手順に従って、航空機システムのIndication及び受信音声に異常がないかどうかを確認する。
(2) 表-Bに示した携帯電話3種類について、特殊なAdapterを使用して携帯電話機からのバースト電波が常に最大出力となるようにし、そのそれぞれについて添付-2に示した作業指示書に従って、航空機システムのIndication及び受信音声に異常がないかどうかを確認する。