日本財団 図書館


たものである。

 

 

039-1.gif

 

 

のコンテナを取扱っているが、現在、取扱いコンテナの80%はトランシップメントである。

 

そして、1996年から新コンテナターミナル(南埠頭)を供用開始した。

Port Authorityはコンテナターミナルを所有し、その関連する

 

・ 入港料

・ 岸壁使用料

・ タグ使用料

・ コンテナ荷役料

 

など全ての料金はPort Authorityに入る。そして、Port Authorityは契約している荷役会社(Kingston Terminal Operators Ltd.1社)およびタグ会社に年間の契約金を支払う。

 

パイロットサービスは管理はしているが、その料金はパイロットファンドに直接、支払われる。

 

建設資金については政府からの補助はない。すべてPort Authorityがまかなう。ただし、ローンを借りる時に政府が保証をする。なお、納税義務は免除されている

(一般企業では利益の33%を税金として納入義務がある)。

また、タリフなど政策的事項は大臣の承認が必要である。

Port Authorityは港湾以外にキングストンとモンテゴベイにExport Free Zoneを所有し、運営している。

 

3) The Shipping Association of Jamaica

船社代理店、埠頭所有者、ターミナルオペレーター、ステベドア会社、船主など60位あまりの港湾関連企業により、The Shipping Association of Jamaicaという雇用者の協会が設立されている。

この協会は約400人の労働者を登録しており、労働力の供給の管理を行っている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION