11 イベントの開催
政府は毎年「交通安全フェア」を東京で行い、これには全国交通安全母の会、全日本交通安全協会などの民間団体が協力しています。市町村交母でも、市町村と共催で行う各種のイベントは「交通安全フェア」のような総合的な催し物でなく、「母と子の自転車教室」「バイクの乗り方教室」といった部分的な、また、その地域の実情に合ったものがいいのです。
現在のところ、二輪車に対する高校の考え方はいろいろですから高校の校庭を利用して「乗り方教室」を開こうとする場合、教育委員会の承認を得ることが第一です。また、学校や教育委員会側の協力も欠かせませんし、指導をお願いする警察署、交通安全協会、二輸車安全運転普及協会なども事前に十分な打ち合わせが必要です。
高齢者向けのイベント“交通安全グレースボール大会”などは最適です。コースの中に「一時停止」「横断歩道」「踏切り」「安全地帯」などの信号や標識を設けておき、これをクリアしなければ前に進めないようなルールを作っておきます。皆で楽しく競技しながら、知らず知らずのうちに交通ルールを覚え、これが交通安全につながろうというものです。