障害のある人の福祉―私たちの島根県では―
は じ め に
わたしたちの島根県では、障害のある人のための総合的な計画「島根県障害者対策ダイヤモンドプラン」が平成5年に作られ、それに沿っていろいろな仕事がなされています。略して「ダイヤモンドプラン、この名前には、障害のある人々が障害の特性等に応じて、それぞれが「ダイヤモンド」のように光り輝く人生を実感できる社会、障害のある人もない人も互いの人生を真に尊重できる社会を目指そうという意味がこめられています。
そして、この「ダイヤモンドプラン」は、ちょっと難しい言葉ですが、「リハビリテーション」と「ノーマライゼーション」という2つの考え方が基本になっています。
「リハビリテーション」というのは、学校や病院、訓練施設で不自由なところを訓練するというだけの意味ではなく、子どもの時や大人になってからも、いつでもその人の持つ可能性が最大限に高められるサービスが受けられるべきであるという考え方です。
また、「ノーマライゼーション」というのは、わたしたちの社会全体が、障害のある人だからということで差別を受けたりすることなく、障害のある人も障害のない人も、お年寄りも若い人も、みんなが家庭や住み慣れた地域で、お互いにひとりの人間として尊重しあいながら普通の生活ができるようにしていくべきであるという考え方です。
この考え方のもと、「ダイヤモンドプラン」を踏まえて、今後県の仕事として、重点的に取り組んでいくべきことがらを具体的な数で示した『しまね障害者プラン』を平成9年9月、新たに作り、さらに積極的に取り組んでいくことになりました。
ここでは主に障害者福祉の領域の仕事について紹介します。