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2.3.3.IMO・DSC編集・技術作業部会出席報告

(1)会議の概要

会期及び場所 :IMO(ロンドン)第3会議室、1998年2月16日〜2月20日

参加国又は機関:バハマ、バングラディッシュ、ベルギー、カナダ、中国、エジプト、フィンランド、仏、独、日本、蘭、スウェーデン、スリランカ、英、米、香港(中国)、IFSMA、IRU及びHMAC

議長:Mr.P.G.A.Van Laneker(ベルギー)

事務局:Mrs Margaret Fitzgerald

議題

1 Amdt.29に関する事項の検討

2 MFAGに関する事項

3 0ECDの質問状への回答

4 DSC3のWG1によって作成された教育・訓練に関する規定の検討

5 新様式IMDGコードPart.容器包装仕様(Packing instruction:以下「PI」)の検討

6 新様式IMDGコードPart.5(Consignment procedure:以下[運送準備」)の検討

7 新様式IMDGコードPart.7(Transportoperation:以下[運送方法」)の検討

8 新様式IMDGコードPart.3のDangerous goods lists(以下[DGリスト」)に関する事項の検討

9 次回会合の議題

(2)作業結果

今回の会合の主題は、IMDGコードのAmdt.29の完成と継続的に進められているIMDGコード様式変更作業の2つであった。MSC69に承認のために提出されるAmdt.29(案)は、完成され、様式変更の作業は、5割方終了した。

国連が策定中のMulti‐modal輸送に使用されるPIにIMOの意向を反映させるための意見の集約には、新様式IMDGコードの容器包装使用を検討する討議の中で相当の時間が費やされた。その結果、IMOとしては容器等級1の危険物には現在IMDGコードで使用している許容容量/質量の制限値を、容器等級2及び3の危険物については、国連勧告及びIMDGコードの容器基準に規定されている最大許容値を原則的に使用する方針で国連小委員会の会期外WG(3月上旬オタワ)及び7月の定期会合に臨むこととなった。

DSC3WG2においてドラフトされたSOLAS ?章の改正案については一切検討がなされなかった。ただ、WG2のChairman's reportとしてWG2における審議概要及び改正案文

 

 

 

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