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(2)バス運行情報提供システムの検討

今回の実証実験では、バス交通情報システムを中心に、関係機関情報共有システムを一部取り入れた形で、バス利用者に対してバス運行情報の提供を行うものとする。したがって、本実証実験システムを『バス運行情報提供システム』と呼ぶこととする。

ここでは、関係機関情報共有の可能性を踏まえ、バス運行情報提供システムでの取扱い情報項目について検討を行い、その結果を表3-3-2に整理した。

バス関連情報では、バス車両の空満情報、最適経路情報以外の項目については基本的に全て取り込むことを前提としている。また、関係機関情報についても、自動車の区間旅行時間情報を取り込むなど、可能な範囲での関係機関情報共有の可能性についても検討を行うものとしている。

なお、バス事業におけるITS適応イメージと今回実証実験で検討範囲を図3-3-1に示す。

 

 

 

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