特に評価・選定の中心項目となるのが機能要件、さらには機能要件・データ要件の満足度を含む要件である品質要件の満足度である。
図3-6に示した機能性,信頼性,使用性,効率性,保守性,移植性という品質要件はJIS X0129(日本工業規格(JIS)の情報処理分野(X)の規格番号を示す)に定められたソフトウェアの品質特性である。
各特性をより詳細に説明するために、JISの正式な定めとは別に、品質副特性というものが提示されている。表3-6に品質副特性の内容を示す。(なお、ここに示した説明は、アプリケーション・パッケージへの適用を考慮した表現に改めている。)