2-5 カスタマイズ要件検討・決定
アプリケーション・パッケージを導入する目的によって、カスタマイズ要件の評価は異なる
採用候補となっているアプリケーション・パッケージごとに、備えている機能や画面・帳票等と業務分析から導き出された要件とを比較して、カスタマイズの要件を導く。要件を構成する内容は表3-4のとおりである。
表3-4 カスタマイズ要件の構成内容
・新規に追加する機能・理由
・既存の機能の修正部分・理由
・新規に追加するデータ項目・理由
・既存のデータ項目の修正部分・理由新規に追加する画面・理由
・既存の画面の修正部分・理由
・新規に追加する帳票・理由
・既存の帳票の修正部分・理由
・新規に追加するコード(費目コード等)・理由
・既存のコードの修正部分・理由
さらに、カスタマイズの範囲を決定するために、カスタマイズ要件のそれぞれに対して優先度を設定する。図3-7に優先度設定の考え方を示す。