万以上のビジターが97年には訪問すると考えられております。これにはパスポートなしに、つまり国境パスや日帰りの書類で入ってくる人たちは含まれておりません。海外の個人旅行者、これは60%になります。パッケージツアーが40%です。にもかかわらず個人旅行者の方が常にパイオニアという形で、新しくオープンした目的地のプロモーションをしてくれます。その後でパッケージツアーが入ってくるということになります。主な市場は、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、スイス、オランダなどがヨーロッパ諸国。アメリカ、カナダ、そしてアジアでは日本、韓国などです。また、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、香港、台湾などもビジネスの目的の旅行者には潜在市場であります。
1996年7月16日以来、ANA(全日空)が直行便をヤンゴン―大阪に週3便飛ばしております。このフライトがありますので、ミャンマーへの旅行者はどんどんふえております。1992年、東京におけるミャンマー大使館は合計1873のビザを発行いたしました。現在、1996年のカレンダーイヤーでは、この数字は2万1037に伸びております。1月から10月までで2万以上のビザが大使館だけでも発行されているわけです。また控え目に見積もりましても、ことし、あるいは将来、合計数は年間2万5000人にもなるであろうと思われます。そういうことはつまり、このANAの直行便のおかげであるわけです。関西からの旅行者の利便性を促進するために、我々は大阪にビザ発行のためのオフィスを開設しております。また、ホテルニッコーがヤンゴンにオープンいたしまして、利便性を求める日本人には非常に便利なホテルとなっております。
海外投資の部分に目を向けますと、37のホテルがミャンマー投資委員会から承認を得ております。3つのリゾートホテル、 1つのフローティングホテルを含めまして合計投資額は7億600万USドルということになりまして、国際クラスの部屋数が9000に、すべてのプロジェクトが完了したときにはなる見込みです。将来の観光業の展望ですけれども、観光業に対する将来の投資機会は次のようなものがあります。例えばインフラの向上、空路の拡張、幅広い広報、交通手段、ツアープログラム、娯楽などです。
次に、観光に対するマスタープラン、ミャンマー連邦政府が発表したマスタープランについて説明したいと思いますけれども、ミャンマー観光法は、国の観光に対するマスタープランやこれはWTO等の協力で策定されたものであります。特に、国の文化遺産を守るということに力を入れております。もちろん環境保護ということも政府にとりましては非常に重要な政策であります。したがいまして、ミャンマー政府は、観光業を非常に前向きに積極的にプロモーションすると同時に、環境や文化遺産を守り、保護しながら、持続可能な観光業を推し進めております。
観光や文化的な側面を常に観光業促進の際に考えるということは非常に重要であります。他の発展途上国で観光に成功しているところを見ますと、観光業は経済的な利益をもたらしますけれども、また自然環境、文化遺産に対して悪影響を及ばすということもあるわけです。ミャンマーは、この観光業に後から入ってきた国といたしまして非常に有利な立場に立っておりますのは、この他国の例を見てマイナス要因を取り除き、いいポイントだけとるということができます。ミャンマーといたしましては、この資源を保護しながら、これを使い切ることなしに、持続可能な観光業を促進しようとしているわけです。
まとめになりますけれども、皆さん日本の方々にも、ミャンマーの観光業に対する投資、そしてその潜在性への投資を誘致し