4. 鹿追町の集落の状況
今回調査における鹿追町の回答では、集落数について、昭和35年4月の18集落のうち昭和35〜44年度の間に1集落が自然消滅し、平成9年4月現在は17集落となっているとしている。現地調査の際の説明では、自然消滅した1集落は、現在の北瓜幕から北ヘ一般道路然別峽線等により、かなり奥に入った“奥瓜幕”と呼ばれた開拓集落であるとのことである。
鹿追町では、町行政の末端連絡組織として鹿追市街地には42、瓜幕市街地には4の行政区を設定し、農家地区にも13の集落の中に細分化した班をおき―農家地区では集落がそのまま行政区となっている。―それ以外に、然別湖畔、自衛隊営内の2集落を加え、合計17の集落としている。
これを、鹿追町の平成9年度行政区長等名簿によってみれば(区長名は割愛)、表4-1、表4-2のとおりである。