ぐった先生方に皆様方の作文を読んでいただくなど、審査を重ねて決めさせていただきましたので、その点はご了承いただきたいと思います。
今日十七名の方にそれぞれお話をしていただくわけでございますが、こういう大会を開きましたら、高齢化社会、あるいは長寿社会といわれておるわけでございますが、やはりいろんな意味で高齢者、いわゆる高齢者とは六十五歳以上の方のことをいつているようでございますが、こういう方が自ら自分のご意見を一同に集まって開陳していただくというのも一つの意味があることではないかということで開催させていただいた次第でございます。
そういうことになりますと、いろんな日頃の自らのご意見も発表していただけますし、同時にこういう機会に参加されるということは生きがいでもございます。私どもがこういうことを企画いたしました趣旨は、いろいろこれからの高齢社会のための生きがい対策というのは大変重要だと考えてる次第でございます。それは決まったものではございません。いろんな形で皆様方に喜んでもらえるものを皆さん方にもあみだしていただき、いろんな団体もあみだして、やっていきたいと考えてる次第でございます。
平均年齢、大変長くなりました。実は私は、これからの時代は皆様方の暦の年齢、生まれてから一年一歳ずつ年をとることになっていますが、これからはそれに0.八をかけていただいたらどうだろうかといっております。 六十歳なら四十八歳だと思ったらいいと、従って七十五歳で六十歳、還暦でございます。先程地元の大和郡山市のすみれ会の皆様きれいなお声をきかせていただきました。平均七十三歳だそうでございます。これも私の説によりますと、まだ還暦前でございます。お声もそのような声であつたろうと思っておる次第でございまして、ぜひともそういう気持ちで、生きがいの楽しく健やかに過ごせる長寿社会を皆様方といつしよに造りたいと考えておる次第でございます。
また明日は奈良のいろんな所も散策していただける方も多いかと存じます。ぜひこの機会に長寿社会の生きがいの在り方を皆様方でいろいろアイデアを出していく機会にしていただくと同時に、この奈良の良さもそれぞれの地元に持ちかえつていただきまして、宣伝していただければ大変ありがたいと思います。
私は高齢者というのは、いろんな活動を見つけて外に活動されるのが一番いいと思っております。それが長寿社会の一番大切な対策だと思っております。ご共感いただきましたら、またいろんな時にそういう形で皆様方に広めていただければ、大変ありがたいと思います。
今日は皆様方といつしよにスピーチに参画していただきまして、この会の趣旨を盛り上げていただきますこと、また皆様方これからもご健勝に末永く良い人生を送られることを心から祈念申し上げまして、簡単でございますが開会の挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。