エミッションに関する情報は、フェデラル・エクスプレス社のクリーンフリート・プロジェクトからも得られる。このプロジェクトによって、36台の配送バン(中型車)のエミッション試験が行われている。
クリーンフリートの圧縮天然ガス自動車の一酸化炭素排出量は、ガソリン車に比べて平均65〜80%少ない。メタン以外の炭化水素の排出量は70〜95%少ない。
走行距離が増加するにつれ、プロパンを燃料とする配達バンとガソリンを燃料とする配達バンのエミッションの差が出てくる。一般的に、プロパンを燃料とするバンの平均的なエミッションの水準は比較的一定しているが、ガソリンを使用するバンのエミッションは走行距離に伴って増加する。
M85を燃料とするフォードのバンのエミッションはかなり異なっているが、全般的に、こうした自動車の一酸化炭素排出量は、ガソリンに比べて少ない。
性能および信頼性
大型トラックと商用配達バンの性能については、加速、登坂能力やドライバーの反応などが関わってくる。ボンズ・グローサリー社の圧縮天然ガスを燃料とする長距離トラックの加速や登坂能力の測定が実施されている。
図5-1-18は、ボンズ・グローサリー社の圧縮天然ガストラックとディーゼルトラックの加速性能の試験結果である。
また、登坂能力については図5-1-19に比較がある。