?情報産業の現状
ア)情報関連産業の現状
【通信業】
九州各県への通信業の集積状況を、全事業所に対する産業別事業所数シェアの特化係数でみると、通信業全体においては、東京、大阪、福岡といった大都市圏の特化係数が低い。図2-3-16をみると、通信業の7割以上が郵便業であり、九州各県では福岡を除き通信業に占める郵便業シェアが全国平均を上回っている。このことから、通信業の特化傾向は、郵便業の事業所数が多いためと考えられる。九州においては、特に鹿児島県の特化係数が高い。
通信業のうち、電信・電話業についてみると、九州各県は全国平均(=1)を上回っており、特に長崎県の特化係数が高い。