第2節 調査の概要
1. 九州における離島についての分析
(1)九州内における離島の現況の把握
既存資料の分析等によって離島の社会・経済特性を把握する。
?人口の動態
?産業動向
?観光客の動向
(2)九州内におけ離島航路の現況の把握
運輸局資料等によって九州内における離島航路の実態について把握する。
?航路
?就航状況
?輸送量の推移
(3)九州内の離島における振興計画・開発計画
既存資料、市町村等へのアンケート調査によって振興計画・開発計画について整理する。
?振興計画
?開発計画
?交通基盤・交通網の計画
(4)九州内の離島における地域振興及び海上交通体系整備の課題
離島の自治体に対するアンケート調査及び上記調査結果等を踏まえ、地域振興の課題、海上交通体系整備についての課題等を把握する。
?地域振興の課題
?海上交通体系整備についての課題
(5)九州内の離島における海上交通体系の整備の方向
上記の調査結果を踏まえ、海上交通体系整備の方向について提言する。
なお、提言については、離島をその特性によって類型化し、その類型区分ごとに方向性を提言する。
2. 甑島地域における分析
-甑島地域に焦点をあてて、下記の詳細調査を行う。-
(1)甑島地域における地域特性の把握
既存資料の分析、自治体等へのヒアリング調査によって、地域の現況を把握する。