4.5 模擬踏切制御装置
踏切制御装置から送られた警報制御情報に基づいて、警報機、しゃ断機の動作を画面に表示する。また、装置内部で作成したしゃ断得降下不良、踏切支障の情報を踏切制御装置に出力する。
(1) プログラム制御方式
(2) 電源 AC100V
4.6 模擬列車情報発生装置
実際に収集したデータあるいは任意に与えたデータを基にして、列車走行イメージを発生させ、統括制御装置、踏切制御装置に出力するとともに、走行状態を画面表示する。また、踏切制御装置から警報制御情報を入力し、踏切の警報状態、警報時間、警報短縮時間を画面表示する。
(1) プログラム制御方式
(2) 電源 AC100V
5. 部品材料
本装置に使用する部品材料は、JISまたはEIAJ規格およびこれに準ずる規格に適合するものとする。
6. 試験・検査
6.1 一般検査
(1) 外観、構造、寸法検査
(2) 配線検査
(3) 電気的性能検査
6.2 性能検査
4項の性能を確認するための試験を行う。
(1) 踏切制御機能の評価
シミュレーションにより警報制御、定時間制御の機能を確認する。
(2) 列車接近状態表示の評価
方向指示器への表示条件と表示内容を確認する。
(3) 情報伝送機能の評価
統括制御部、踏切制御部間のデータ伝送機能を確認する。
7. 表示
本システムの主要機器には、平成9年度日本船舶振興会(日本財団)補助事業試作品、日本鉄道電気技術協会の表題と、本仕様書による名称、製造番号、製造年月を明記した銘板を付すること。