2.1.2 乗降状況測定データの分析
乗客を誘導するためには、少なくとも隣接する車両あるいは前後の列車に誘導された乗客が乗車するためのスペースが必要である。そこで、このスペースに対応する指標として、以下の計算式で求められる「乗車可能人数」を定義する。なお、この指標は出発時の混雑度に対応し、0人以下の場合は混雑度が250%以上に相当する。
(乗車可能人数)=(250%乗車までの乗車可能人数)+(降車人数)-(乗車人数)
250%乗車までの乗車可能人数は到着時の混雑度から求める。
また、各混雑度での乗客数および250%乗車までの乗車可能人数は次表の通りとする。