日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

東アジア地域高齢化問題研究?都市の少子高齢化と高齢化社会対策シリーズ??

 事業名 高齢化社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


用できない。2030年までに、痴呆老人は19,000人増加すると予測されている。

この様に、近い将来に250のケア付き宿泊施設用ベッドと150のデイケアの施設の増加が予想されていても、不足の状況は厳しいままである(ストレイト・タイムス、1997年9月17日)。身体の弱った高齢者からの社会・健康・医療のケアの需要の急速な増加は、職員、特に高齢者向けのセラピスト・看護士・看護士の助手の深刻な不足に結びつくことになる。多くのボランティアのホームや病院は、既に不足を経験しており、サービス維持のために外国人の看護士や看護士の助手の雇用に頼っている。

 

127-1.gif

 

8. 今後の動向

 

高齢化の課題は、人口の4人に1人が高齢者となる時代に向かってシンガポールが進むにつれて厳しいものになるだろう。身体の弱った高齢者の健康管理および医療への需要は増えるだろう。それに加えて、中国・インド・その他の国からの移民の1世の高齢者の減少が進むにつれて、もっと裕福で教育水準の高い高齢者からの、さらなる雇用、よりよい健康およびリクリエーション・サービス、自立者に適した住居への需要も高まるだろう。

現在の高齢者のコーホートと比較すると、将来の高齢者はもっと経済的に裕福で、CPF貯蓄の残高も大きくなる。政府は現在、全市民に対してCPF勘定を持つことを勧めており、家族が親の勘定に必要な最低水準に積み増すことを認めている。CPFの会員への上場株式の提供、メディセープ・トップアップ計画、プレ・メディセーブ・トップアップ計画(63歳以上の市民向け)の様なプログラムは、CPFが、ますます、市民の財政的な準備のための政府の手段となってきた

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
399位
(35,650成果物中)

成果物アクセス数
29,466

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年3月18日

関連する他の成果物

1.札幌市高齢移動者実態調査研究報告書
2.21世紀・高齢社会における横浜市民の生活環境に関するモデル調査研究報告書
3.フランスの出生動向と家族政策?少子・高齢化に関する国際研究?
4.STATISTICAL ABSTRACTS OF AGING IN JAPAN
5.「高齢化社会対策推進のための調査研究等」の報告書
6.「交通安全母の会による地域の交通安全活動の手引き」
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から