分けられる。ヤング・オールドとは60歳から74歳までで、オールド・オールドとは75歳以上の高齢者のことである。このような分類は、彼らの異なった特徴とこの世代を分けて考える必要性をより良く反映している。ヤング・オールドは1997年には人口の7.4%だった(表3)。
2010年までには、ヤング・オールドの範疇に入るのは人口の10.1%となり、この割合は増加し続け、2030年には18.1%となる。オールド・オールドはヤング・オールドよりも病気にかかりやすく弱いので、よりケアを必要とする。2010年までに、オールド・オールドは3.1%となり、2030年には6.7%と急速に増加する。

図2から、オールド・オールドの人口の規模は、ヤング・オールドよりも速い割合で増加しているという結論が出てくる。この傾向は、戦後のベビーブーマーがオールド・オールドのヤング・オールドに対する割合を減らすことになる2010-2020年の期間にのみ逆転する。その後、オールド・オールドのヤング・オールドに対する割合は、再び増加する。
