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・外国人女性の合計特殊出生率の平均はフランス人女性より高く、全体としての出生率低下の歯止めとなっている。

 

注記

 

【注1-1】

外国人人口とは、フランス本土内に居住するが、フランス国籍は持たない人口である。外国人人口3,597,000人(1990年)のうち、外国で生まれた者の人口は2,858,000万人、海外領土も含めたフランス国土内で生まれた者の人口は739,000万人である。外国人人口は必ずしも移民人口ではない。移民とは、外国で生まれた者が長期間(多くの場合は一生の間)フランスに居住する者を指す。1990年の移民人口は、フランス国外で生まれた外国人2,858,000人に、フランス国籍を獲得した外国人1,308,000人(フランスで生まれたことにより国籍を獲得した者は含まない)を加えた4,166,000人である。なおフランス籍を獲得した外国人(1,777,955人)が総人口に占める割合は3.1%である(1990年)。

【注1-2】

フランスでは、1801年から5年毎に国勢調査が行われるようになった。これは第二次世界大戦まで続く(ただし1871年の国勢調査は1972年に持ち込まれ、1916年と1941年は戦争によって実施されなかった)。戦後は8年毎となったが(1946年、1954年、1962年)、最近では1968年、1975年、1982年、1990年に行われている。

【注1-3】

1775年から1816年の間に、20歳以下人口は42.8%から41.2%に下がり、60歳以上人口は7.3%から9.4%に上昇した。19世紀に顕著になる人口の老齢化は、すでにこの時代に始まっている。

 

 

 

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