の保健・医療サービスが充実しているから」という理由で転出する高齢者が最も多い。
転出者の女の場合も、「地域の自然環境を求めて」(12.6%)が最も多いが、この理由で転出する高齢者は前期高齢者では転出者の16.1%を占めているのに対し、後期高齢者では8.5%にとどまり、男と同様、年齢が若く健康状態の良好な高齢者が主であることがうかがえる。
● 主な移動理由別の生活環境による移動理由(表6-2-2)
生活環境による移動理由を、先の主な移動理由別にみると、転入者の場合、「福祉サービスが充実しているため」は、具体的には「老人ホーム入所のため」が4割を占める。
「保健・医療サービスが充実しているため」は、具体的には家族と「近居する」場合が最も多い。
「自然環境を求めて」は、「退職」時が最も多い。
「教育施設や文化的な環境を求めて」は、具体的には家族と「同居」、「近居」する場合が多い。
「買い物や交通の便利さを求めて」は、具体的には家族との「近居」する場合であり、「住宅事情」による場合である。
転出者の場合、「福祉サービスが充実しているため」は、具体的には「老人ホーム入所のため」がほとんどを占める。
「保健・医療サービスが充実しているため」は、具体的には「住宅事情」が最も多い。
「自然環境を求めて」は、「退職」時が最も多い。
「買い物や交通の便利さを求めて」は、具体的には家族と「同居」する場合である。
市内転居者の場合、「福祉サービスが充実しているため」は、具体的には「老人ホーム入所のため」がほとんどを占める。
「保健・医療サービスが充実しているため」は、具体的には「病院に入院する」場合が最も多い。
「自然環境を求めて」、「教育施設や文化的な環境を求めて」、「買い物や交通の便利さを求めて」は、どれも「住宅事情」による場合が最も多い。