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の変化が大きい。その変化のパターンは、移動前では本人が世帯主であったものが、移動後は子に世帯主を譲るというパターンが多い。

● 市内転居者

市内転居前と市内転居後における世帯主から世帯員へ、または世帯員から世帯主へという家族的地位の変化の有無をみると、変化なしが79.3%、変化ありが15.6%となる。

また、変化ありにおける家族的地位の変化の比率をみると、移動後に子が転出者である本人から世帯主の地位を継承したものと、移動前は子が世帯主であったものが、移動後は本人が世帯主となった場合とが多かった。変化のパターンは、本人(親)から子というパターンと、子から本人というパターンとが一般的であると言えよう。

 

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