17) 転居前及び転居後の介護状況
18) 転居前及び転居後の福祉サービス利用状況
19) 福祉サービス未利用の理由
20) 移動理由
21) 移動の主因者
22) 移動に対する評価
3. 札幌市の居住移動の概況
(1) 札幌市の居住移動状況
● 全年齢での居住移動
全年齢層での居住移動に関して、札幌市が他の大都市と比較して有している特徴を概観する。
1996年1年間の住民の移動(表1-3-1)をみると、13大都市(東京都特別区部及び12の政令指定都市)のうち、札幌市は転入超過率(各都市別10月1日現在人口に対する転入超過数の比率)が0.63%と最も高かった。ちなみに札幌市に次ぐのは仙台市、福岡市でともに0.46%であった。
札幌市が政令指定都市となった1972年から1996年までの転出入超過数(表1-3-2)をみると、札幌市は一貫して転入超を示している。同様の都市としては、札幌市と同年に政令指定都市となった福岡市と、1989年に政令指定都市となった仙台市がみられる。
・全年齢での居住移動では、転入超過率(人口に対する転入超過数)が、13大都市中、最も高い(0.63%)。
・政令指定都市となった1972年以降、一貫して転入超過を示している。