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1. 長い車両は巾の狭い車両になる。(曲線での車体偏奇の関係より)

2. 長い車体構造は重い構体である。

3. 狭い車室に輪軸が4本ついた2両の車両は、無駄で重く値段が高い。

4. 連接車は、走り装置を節約出来る。

5. 長い連接車両は、長い通常の台車の車両と全く同じように狭い。

6. 連接車両の長い車体構造は重い構体である。

7. 短い車体構造は軽い構体である。

8. 短い車体構造は、巾の広い車体にしてよい。(車体偏奇の観点から)

9. 軽い車体構造は1軸台車に出来る。

10. 短い台車間隔は長いオーバーハングを許容する。

11. オーバーハングは曲げによるたわみを減少させる。

12. 2台の1軸台車は、1両の連接車両よりは有利である。

13. 2軸車両(1軸台車)はすべての利点を合せ持つ; 即ち、

巾の広い車体、両端でのオーバーハング、少ない曲げによるたわみ、軽い1軸台車。

2軸車両は、軽量構造の原理そのものである。

 

 

 

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