床面高さは、低床部分が760mm、高床部分が1,210mmで車輪径840mmの1軸台車を使用し、動台車は、250kwの3相アシンクロナスモーターで駆動され、輪軸油圧操舵、油圧式車体傾斜で最高速度160km/hである。一次懸架はMegi社のゴムばね、二次懸架は油圧空気ばねを使用、ブレーキは油圧はさみ装置による車輪側ディスク方式である。中央の油圧発生装置から中間台枠を支える2本の車体傾斜用シリンダー及び輪軸を台車枠ごと水平面内にボギーさせる操舵用シリンダーに油圧を供給するほか、集電装置の昇降・傾斜機構、ブレーキ装置にもこれが使用される。
けん引装置、駆動装置等、台車構造の詳細は明らかにされていないが、モーターを車体に縦置きしたとの記述から、直角カルダン駆動と見られる。輪軸の操舵は、連接部分の角変位を検出して行われる。