オ 人口定着率
男性定着率をみると、昭和16〜20年生と昭和21〜25年生の定着率が非常に高い。それに反して、昭和31〜35年生は40%台が続いており、非常に低い数値を示している。これは昭和51年(1976年)の炭鉱閉山時に30代の年齢層はそのまま本町に定着し、一方では20代前半の年齢層の転出が多かったことによるものと考えられるだろう。
女性定着率も昭和16〜20年生の年代は、男性と同じような傾向を表しているが、その差は男性ほど顕著ではない。
年齢別人口構成比のほうでは、福岡県と全国とで比べてみると、本町は生産年齢人口が少なく、老齢人口が非常に高いことがわかる。