ク 利用型の老人福祉施設
デイサービスセンターへの転用が各地でみられる。高知県吾川村ではデイサービスセンターに居住部門を併せ持った高齢者生活福祉センターとして利用している。居住部門の利用対象者は過疎地域(山村、離島を含む)に居住する概ね65歳以上のひとり暮し及び夫婦のみの世帯である。
ケ 地域防災のための施設
空教室を備蓄倉庫として転用しているケースは多くみられるが、校舎全体を防災のための施設としている事例は見当たらない。
コ その他の施設
役所などの仮庁舎としての使用や研究室、アトリエ、工芸製作施設など、様々な利用形態の転用例がみられる。
木造では補助金の償還期間が短いせいか、工場(民間)や医療機関などへの賃貸または譲渡及び公営の宿泊施設(一般対応)がみられる。