イ 国土地理院の整備する空間データ基盤の精度
国土地理院の整備する空間データ基盤は、費用対効果を考慮して前述の通り地図情報レベル1/2,500で整備されているが、道路地下埋設物の管理などの業務において1/500から1/1,000程度の精度を持つ空間データ基盤が要求されることは、建設省においても認識されている。しかしながら、現状ではこの様な1/500や1/1,000といった精度の空間データ基盤の整備は各自治体に委ねられている状況である。
(3)主な関係省庁の動向
連絡会議の流れを受けて、各省庁ではGISに関する調査・検討を進めている。以下に、その主なものを示す。